
-繁-
朧月夜の中いろは歌の川が流れ、
「繁栄する」という字の「繁」という大字一文字を書きました。
いろは歌は日本最古のアルファベット。日本語で使われる全ての音を使い、歌にしていたものです。
いろはにほへとちりぬるを-花は美しく満開に咲いてもいずれは散っていく
わかよたれそつねならむ-誰が永遠に生きることができるだろうか。いや、誰も永遠に生きることはできない
うゐのおくやまへふこえて-苦難という山を乗り越えることができた
あさきゆめみしゑひもせす-苦しみや悲しみやあらゆる執着を手放すことができた
世の中は「無常」だということが書かれているいろは歌。
四季が日常である日本では、良いことも悪いこともいずれは終わっていくことを肌で感じ生きていました。動植物が目覚め花が満開に咲く春、花が散り動植物が活発に活動する夏、植物が散り鮮やかなオレンジで景色を彩る秋、鮮やかな色がなくなり厳しい寒さの冬。全ては終わるからこそその瞬間を大切にすることや、繰り返される中で自分の徳を積み生きていきたいという文化が育ったと考えています。
朧月夜は、冬の澄んだ月とは対照的に、湿気のある春の夜に、月が淡くかすんで見える幻想的な美しさを指します。
あなたは今、春の夜、雲から漏れる月明かりに照らされながら、いろは歌の川が穏やかに流れているのを眺めています。
心が荒れていても、収まりきらない思いが溢れてどうしたら良いか分からない日も、あなたの心はこの川のように穏やかになる日を必ず迎えます。あなたの命が静かに確かに繁栄していきますように。
130cm×180cm


-魂-
いろは歌が中心から外に向かって波紋のように広がっていき、大文字で「魂」という字を書きました。
いろは歌は日本最古のアルファベット。日本語で使われる全ての音を使い、歌にしていたものです。
いろはにほへとちりぬるを-花は美しく満開に咲いてもいずれは散っていく
わかよたれそつねならむ-誰が永遠に生きることができるだろうか。いや、誰も永遠に生きることはできない
うゐのおくやまへふこえて-苦難という山を乗り越えることができた
あさきゆめみしゑひもせす-苦しみや悲しみやあらゆる執着を手放すことができた
世の中は「無常」だということが書かれているいろは歌。
四季が日常である日本で、春夏秋冬が「繰り返されて」いくことを肌で感じながら、「繰り返し」自己の生き方を見つめ徳を積むことを大切にする文化が構築されたと考えています。
魂とは、肉体に宿った心のようなもの。肉体はいずれ無くなりますが、魂は肉体がなくなっても永遠に存在します。
あなたは今、あなたの命が芽吹いた瞬間から
魂が広がってきた自分の真髄を目にしています。また、先祖から無限に繰り返されてきた命の広がりを目にしています。
迷いがあっても乗り越えられなく苦しんでいても、どんな感情もあなたの美しい魂。あなたの肉体と心が優しく重なり魂が広がっていきますように。
あなたの魂は、今何を望んでいますか?
130cm×180cm
